ナイト&プリンセス

〜設定〜
場所・ルゴルの村(酒場で踊ると100ギルもらえるとこ)
他・中身を見てね(カップリングはバツファリでお送りします)
注意:キャラの性格壊れてたりするけど苦情はいわないでね(爆)
各キャラのジョブ・バッツ:ナイト・ガラフ:黒魔道士・ファリス:踊り子・レナ:青魔導士



〜ルゴルの村〜
バッツ「ふぇ〜・・・・やっとついたぜ・・・・・」
ガラフ「おお、ここがルゴルか。ここの酒は格別らしいぞ」
ファリス「へえ、そうなのか」
ガラフ「うむ、後で飲みに行くかのぉ」
レナ「そ・・・・それより・・・宿屋はどこ・・・?」
「「「あ・・・・・(汗)」」」
レナは途中で覚えた青魔法「融合」の使い過ぎでぼろぼろになっているのでした・・・・
バッツ「悪い悪い・・・・・すっかり忘れてた・・・・・」
レナ「う゛う゛う゛う゛〜〜〜〜〜・・・・・」
ファリス「しょうがないな・・・・・・バッツ、レナはオレが宿屋へ連れて行くから買い物しといてくれ」
バッツ「あ、ああ・・わかった」
そしてレナを担いで宿へ向かうファリス・・・・・
バッツ「・・・・・・・」
ガラフ「おい!!何をぼさっとしとる!早く行くぞい」
バッツ「あ、そ、そうだな・・・・」
ガラフ「・・・・・もしかして・・・・バッツはファリスにホの字かの?」
バッツ「な、何言ってるんだよ!!(赤面)」
ガラフ「顔が赤くなっとるぞ」
バッツ「〜〜〜〜!!!!!!」
ガラフ「安心せい、ファリスには黙っておいてやるわい」
バッツ「違うって言ってるだろ!!」
ガラフ「なら言っても良いんじゃな?」
バッツ「う・・・・・・・・」
ガラフ「若い者は羨ましいのぉ・・・」
結局口ではガラフに勝てないバッツ・・・・
その頃宿に向かった二人は・・・・?
レナ「う〜・・・・・・宿屋まだぁ・・・・・?」
ファリス「さっきから何回目だよ・・・・その台詞・・・」
レナはさっきから駄々をこねている
レナ「だってぇ〜・・・・・・」
ファリス「ほら、もうすぐだから・・・・・・。・・・・・・はぁ・・・バッツがいたらまだ楽なんだけどな・・・(ぼそ)」
レナ「え?」
ファリス「な、なんでもない・・・・」
レナ「ふふふ・・・・私の耳はごまかせないわよ・・・。今、確かに「バッツ」って言ったわよねぇ・・・」
ファリス「言ってない!!」
レナ「なんで、「ガラフ」とか、「レナが自分で歩いてくれれば」じゃなくて「バッツがいたら」なの?」
ファリス「そ・・・それは・・・・・だな・・・・(ぼそぼそ)」
図星をつかれ、返答に困るファリス
レナ「・・・・ずばり、バッツに恋したでしょ!」
ファリス「!!!!!!(赤面)」
レナ「あら・・・・もしかして・・・大当たり?」
ファリス「う・・・・あ、ほ、ほら!宿についたぞ!後は自分で歩けるだろ!」
レナ「え、ええ・・・・・・(話題をそらしたわね・・・)」
そしてファリスはそのまま元来た道を歩き始める
レナ「あら?どこ行くの?」
ファリス「酒場で飲んでくる」
レナ「・・・・ほんとに?」
ファリス「・・・・どういう意味だよ?」
レナ「べっつにぃ〜・・・・・・私はファリスがバッツの所に行くのかな〜?って思っただけ」
ファリス「〜〜〜!!!くだらない事言ってないでさっさと休んでろ!!」
ファリスが怒鳴るとレナはくすくすと笑いながら宿屋に入っていった
そしてファリスは怒鳴ったものの本当はそうしようかと思っていたのでかなり焦った
ファリス「・・・・あいつ・・人の心が読めるのか・・?・・・なわけないよな・・・」
そして再び歩き始めるファリス・・・・
そしてバッツ達は・・・・・・
バッツ「ふぅ・・・・・こんなもんかな」
ガラフ「そうじゃな」
まだ買い物をしていた(笑)
バッツ「さて、買う物も買ったしそろそろ宿に行こうぜ」
ガラフ「宿に行った後は酒場に行くぞ」
バッツ「ええ!?俺はいいよ・・・・」
ガラフ「なんじゃだらしがないのぉ・・・・」
バッツ「余計なお世話だ・・・・・」
何故一番年を取っているガラフが一番元気なのだろうか・・・・
バッツの頭にはそんな疑問が浮かんだ
答は簡単、ガラフが黒魔道士だからである。
彼は後列に下げられているので殆どダメージを受けていないのだ
そして道中ガラフにまたもファリスに対する事で意地悪く聞かれながらも二人は宿に辿り着く
そして宿の主人に部屋の場所を尋ねて行ってみる・・・そして
コンコン・・・・・
バッツ「お〜い、入るぞ」
・・・・・・・・
バッツ「・・・・・?」
コンコン・・・・・
・・・・・・・・
返答がない
バッツ「まさか・・・・レナのやつ・・・・中で寝てるのか?」
その通りだったりする
ガラフ「いや、ファリスが起きとるじゃろう」
バッツ「そうだよなぁ・・・・」
・ ・ ・ ・ ・ ・
バッツ「しょうがない、俺、ファリスの事探してくる」
ガラフ「ん、そうか。じゃあわしはここで待っておく事にするぞい」
バッツ「ああ。じゃ、行ってくる」
そして宿を出て行くバッツ・・・・
当のファリスは・・・・
ファリス「へぇ、確かにこの酒は美味いな・・・・・」
酒場で一人飲んでいた
が・・・・・酒場で女が一人で飲んでいて声をかけられない訳がない
※「おい、ここは踊り子がいないんだ。一つ踊ってくれないか?」
ファリス「・・・・・・良いけど」
そしてファリスはステージに立った・・・・・
音楽に合わせ、華麗に舞う・・・・
そして踊り終えた後には大きな拍手が鳴り響いた
ファリス「・・・・・・」
そしてファリスがステージから降り、そのまま酒場を出ようとした時・・・・
誰かに肩を叩かれた
ファリス「・・・・・・?」
彼女が振り返ると・・・・・そこには何人かの男達・・・全員酔っているようである
ファリス「・・・・何か用か?」
*「俺達とよぉ・・・・少し付き合ってくれるかな?」
ファリス「いやだ・・・・・って言ったら?」
*「力ずくで行かせてもらうぜぇ」
男がファリスの腕を掴む
ファリス「な・・・離せ・・!!!」
が、酔った男達にそんな事を言っても通じる訳がない
すぐに周りを取り囲まれてしまう
ファリス「(くそっ・・・・こんなジョブで来るんじゃなかった・・・!!!)」
彼女の今のジョブは「踊り子」、このままだと普段よりも力がでない
そんな事を考えている間にも男達は近づいてくる
ファリス「(バッツ・・・・・・!!)」
バッツ「あ!!ファリス!!!」
偶然か・・・それとも彼女の願いが天に届いたのか、バッツがタイミング良くファリスの事を見つけた
ファリス「バッツ!!助けてくれ!!」
バッツ「え?」
見れば彼女は数人の男に囲まれている
バッツ「おい!お前等何やってるんだよ!!」
*「ん?何だお前?」
バッツ「な・・・・仲間だよ!!」
*「じゃあ関係無いだろ。俺達は喋ってるだけなんだからよ」
ファリス「喋ってるだけ?この状況でよくそんな事いえるな!?」
*「うるせえな・・・・・ちょっと黙ってろよ」
男がファリスの腕を掴んでいた手に力を込める
ファリス「っ痛・・・・・・!!!!」
次の瞬間・・・・・・
バッツ「お前等ぁ!!俺のファリスに手ぇだすなぁ!!!!」
バッツが切れた・・・・・
ファリス「!!」
その言葉を聞いたファリスの顔が真っ赤になる
そして凄い形相で迫ってくるバッツに男達は恐れをなして逃げていく



そして数分後・・・・
酒場の前に誰もいなくなった頃・・・・
バッツ「・・・・ファリス、大丈夫か?」
ファリス「あ、ああ・・・・・有り難う・・・・」
バッツ「いや・・・・別に・・・いいさ」
そして無言のまま歩き始める二人・・・
が、宿屋の少し前でファリスが足を止める
バッツ「どうした?」
ファリス「な・・・なあ・・・バッツ・・・・・・さっきの言葉・・・・」
バッツ「え・・・・あ、あれは・・・・・その・・・」
ファリス「あれ・・・・・本気にして・・・・・良いのか?」
バッツ「・・・・・・・・・・・え?」
ファリス「だか・・・ら・・・・お前がさっき言った事・・・本気にしても言いのかって・・・聞いてるんだよ」
バッツ「・・・・ああ・・・・・・」
二人は道を変えて森の方へと向かう・・・・・
ファリス「・・・・・・」
バッツ「・・・・・・」
森の中で二人は黙ったまま歩いていた
そしてその沈黙を先に破ったのは・・・・ファリス
ファリス「バッツ・・・・」
バッツ「ん・・・・・?って・・え?」
バッツは自らの背にファリスの腕が触れるのを感じた
バッツ「・・・ファ・・・・ファリス・・・・?」
自分に抱き着き、押し黙ってしまった彼女に声をかけてみる
ファリス「ずっと・・・・・・」
バッツ「え・・・・・?」
ファリス「ずっと・・・・・好きだった・・・・お前が・・・バッツが好きだった・・・・」
バッツ「ファリス・・・・・・」
ファリス「でも・・・言えなかった・・・もし、嫌だと言われたら・・・・・そう思うと・・恐くて言えなかった・・・」
そこまで言うとファリスはバッツの胸に顔をうずめ、泣き始めてしまった・・・
バッツ「・・・・・俺も・・・同じさ・・・・・・・・」
彼女の髪を優しくなで、軽く抱きしめてバッツはそう言った・・・・
バッツ「俺も・・・・ファリスの事が・・・好きだ・・・・・」
ファリス「バッ・・・ツ・・・・・」
ファリスはその瞳をバッツの視線と合わせる・・・・・
バッツ「・・・・・・」
ファリス「・・・・・・」
そしてそのまま二人は口付ける・・・・長い間・・・だが二人にとっては短い時間・・・・
ファリス「ん・・・・・・」
バッツは名残惜しそうにその唇を離しもう一度強く彼女の事を抱きしめる・・・
バッツ「ファリス・・・・・ずっと・・・一緒にいられると良いな・・・・」
ファリス「いられるさ・・・・・きっと・・・・」
バッツ「そうだな・・・・・」


ファリス「バッツ・・・・・」
バッツ「ん・・・?」
ファリス「今日の事・・・・・何があっても忘れないでくれよ・・・・」
バッツ「ああ・・・・・」
ファリス「・・・・・・」
バッツ「・・・・・・さ、そろそろ戻ろう。ガラフを宿の前で待たせっぱなしなんだ」
ファリス「そうだな・・・・・」
二人は再び歩き始める・・・・・・
肩を寄せて・・・・離れない様に・・・・・

     END


後書き
駄文・・・・・・・それ以外の言葉が当てはまらない文章・・・・
あたしはなんて物を書いてるんだ・・・・・・
うう・・・・・・・・・このような駄文に付き合ってくれてどうもありがとうございます・・・・

なんかト書きっぽい書き方で、ウェブドラマっぽい感じですね☆
(ここのウェブドラマも、当初はこういうのをめざしていたはず…なのになあ:爆)
で、やはりちゅーは基本なんですね(笑)照れ屋さんなファリスがとってもかわいいです〜(><)
個人的にはレナもお気に入り。こうゆう役どころ、にあいますよね彼女(笑)

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